History

明治33年（1900年）　

簗瀬茂三郎 起業 〜「時計・自転車の店 ヤナセ」

茂三郎は江戸幕府 征夷大将軍となった徳川氏母体の松平氏の流れを持つ親類がいる家に生まれます。

とても躾に厳しい環境だったとか

その躾の厳しさのおかげなのか、いわゆる敏腕家に成長する事ができて

茂三郎は明治33年には、現在の時計・メガネ・宝石のヤナセの前進となる「ヤナセ」を起業することに至りました。

昭和11年11月11日（1936年）　

二代目 簗瀬敬三 ヤナセ再開 〜「時計・メガネのヤナセ」

敬三はとても慎重で堅実な人でした。

幼い頃の環境によって石橋を叩いて渡るどころか石橋を這って歩くような性格が培われたんでしょう。

創業明治33年から116年経ちますが1914年（大正3年）第一次世界大戦の始まりや1918年に迎えた終戦など日本が激動していた頃はそういった時代背景の中、敬三が岡崎市の時計店に丁稚奉公に行き、そして戻るまで一時期「ヤナセ」は中断していました。

丁稚奉公から戻る昭和11年11月11日に「ヤナセ」を再開させることができました。

当時の「ヤナセ」は時計の修理中心に固く丁寧に一生懸命営んでいて、従業員を雇っては堅実に事業を拡げていっていました。

昭和21年8月9日（1946年）　

三代目 簗瀬允則 誕生「宝石・メガネ・時計のヤナセ」

幼少期から体を動かすことが好きで、中学生の頃にはテニス部で学校代表に選ばれて2回個人優勝したそうです。

高校生になると愛知県で4位の成績を残しました。

高校卒業してからは、浜松市の桑名時計店で丁稚奉公に行ってましたが、2代目敬三が怪我で仕事ができなくなったため、4年半の奉公が終えて「ヤナセ」へ戻ることになりました。

この時期から允則の「ヤナセ」が始まりました。

時代が変わってきたので、修理だけではなく、宝石やメガネの取り扱いも積極的に増やしていきました。

他にもメーカーの担当者とアイデアを出し合い、展示会を企画したり、有名ホテルで催事に出したり、新しいことにドンドン挑戦していたようです。

平成28年11月（2016年）　

四代目 簗瀬智宏 〜「宝石・メガネ・時計のヤナセ」

地域に根ざした老舗の舵取りを担う。

令和5年豊田商工会議所青年会会長を務めた経歴を持ち、地域経済の活性化にも尽力している。

ヤナセの歴史と伝統を受け継ぎながら、平成、令和と時代に合わせた品揃えを強化。

老若男女に対応するメガネは、ジョンレノン、トムフォード、シャルマンなどを扱い、時計はイエマ、ケンテックスなど、幅広い世代のニーズに応える店づくりを目指す。

現状に甘んじることなく、更なる事業拡大に向けて積極的に行動し、お客様への感謝の気持ちを常に持ち、地域社会への貢献を大切にしています。

また、地域イベントへの積極的な参加を通じて、お客様との絆を深め、地域とともに成長していくことを目指している。

お客様に喜んでいただける店づくりをモットーに、今後も時代の変化に対応しながら、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスをこれからも提供していく。